コケイラン |
ラン科 コケイラン属 |
2007.6.2 新潟県佐渡市(画像にポインターをおいて下さい) | 2007.6.30 群馬県尾瀬(画像にポインターをおいて下さい) |
林内のやや湿ったところに生える多年草で、葉は普通2枚、披針形で長さ20〜30センチ、幅は1〜3センチで細長い。 花茎は高さ30〜40センチで、黄褐色の花を総状に多数付ける。苞は狭披針形で、長さ4〜6ミリ、鋭尖頭。萼片と側花弁は披針形で、長さ8〜10ミリ。唇弁は萼片と同長、白色で紅紫色の斑点があり、基部で3裂する。側裂片は披針形で鈍頭、中裂片はくさび状卵形で円頭。 〜徒然想〜 師匠と二人で新潟佐渡の地を訪れました。トビシマカンゾウなど海辺の植物とランの仲間を探すのが目的です。 青い海と空の下、海辺のすばらしい植物たちの撮影を終え、さあこれからは山に入りランを探します。再び胸が高鳴ります。 コケイランはあっけないほどすぐに見つかりました。ゆっくり車を走らせていると、林の中に黄色い花を沢山付けた花茎が立ち上がっているのが見えました。車道脇の壁や草地、登山道の林の奥によく見られました。出逢う度に、興奮の撮影です。しかし、森に踏み込んでの撮影は、要注意です。怖いヤマビルがいるのです。対策は十分に! さあ、次はトケンランです。 その後の出逢いは多く、北海道や深山ではオッ!と驚く群生も見られました。 唇弁に赤い斑点があるタイプとないタイプがあるようです。 −同じ科の植物− |
2013.6.9 北海道 |
唇弁に斑点がないタイプ 2010.6.25 福島県 |
唇弁に斑点があるタイプ 2016.6.11 北海道 |
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