キジムシロ

バラ科 キジムシロ属

2006.5.27 長野県

山野の日当たりのいい場所に生える多年草で、高さは5〜30センチ。全体に開出毛が多い。葉は羽状複葉で、小葉は5〜9枚、小葉は楕円形で頂小葉が最も大きい。
花茎の先に、黄色で直径1.5〜2センチの5弁花を多数付ける。花期は4〜5月。北海道〜九州に分布する。


〜徒然想〜

ようやくミツバツチグリとキジムシロをアップする気になってきました。元々が高山植物から始めたこのHPですので、季節になれば容易に見られる野の花は、つい後回しになってしまいます。

気になるミツバツチグリとの違いは図鑑に記載のとおりなのですが、時として葉が3枚にみえるキジムシロがあったりすると、分かっていたつもりがまた混乱してしまいます。
「キジムシロは葉が5〜9枚でときに3枚、匐枝を出さない。ミツバツチグリは葉が3枚で匐枝を出し毛深い。」をしっかり記憶し、現場ですぐに見分けられるようにしたいと思っています。

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