キイイトラッキョウ |
ユリ科 ネギ属 |
川沿いの岩場などに生える多年草で、高さは15〜30センチ。根出葉は細長く円柱形で中空。 花は茎頂に10〜15個ほど付き、濃赤紫色。イトラッキョウに似ているが、花がやや小型で雄しべが花被よりはるかに長い。花期は10〜11月。和歌山、岐阜、愛知、山口県に分布する。 〜徒然想〜 11月初旬の時期は、紀伊半島渓流のキク類やキイジョウロウホトトギスには遅く、海岸のキク類にはまだ早いでしょう。が、花仲間からのキイイトラッキョウとアサマリンドウの情報に、迷いがありましたが意を決して出かけてみました。 1ヵ月半ほど前にシチョウゲに感動した渓流は、いたるところにこの花が咲いていました。ちょっと盛りは過ぎているようでしたが、きれいな状態の花も見られました。 明るい陽射しの下で念願の花がみられ満足、意を決して出かけてよかった〜! 大きな岩の上に腰を下ろし、花を見ながら長時間の運転の疲れを癒します。 しかし、ちょっと時間をかけ過ぎたようです。次の観察予定地を飛ばしてキャンプ地に向かうことになってしまいました。 −同じ科の植物− |
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2009.11.7 和歌山県 (画像にポインターをおいて下さい) |
2009.11.7 和歌山県 |
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