アサマリンドウ |
リンドウ科 リンドウ属 |
低山の林下などに生える多年草で、高さは10〜25センチ。茎は直立又は斜上し。葉は2〜4枚が対生し、卵形又は長楕円形で、3脈が目立ち、縁には波状のしわがあり、先が尖。る。 花は茎頂や葉の腋に数個付き、花冠は青紫色で4〜5センチ、淡い緑色の斑点がある。花冠副片は小さい。花期は10〜11月。紀伊半島、中国地方、四国、九州に分布する。 アサマは三重県の朝熊(あさま)山に由来する。 〜徒然想〜 一般にリンドウの仲間は日当たりのいい場所に咲くのですが、アサマリンドウは半日陰地でみられました。思いの外大きい花で、林道をゆっくり走っていると、木々に覆われた暗い道でも青い花がよく目立ち見つけることができました。 集落の間の林道では群生する姿がみられ、撮影する後ろを地元の軽トラックが怪訝気に通り過ぎて行きます。 そのうちの1台が停まり、一層怪訝気な顔で話しかけてきました。花を撮っているのに納得したようですが、理由が分かりました。すぐ近くにミツバチの巣箱があり、疑われたようです。疑いが取れれば、素朴なおジイちゃんの顔に戻っていました。 −同じ科の植物− |
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2009.11.7 和歌山県 |
2009.11.7 和歌山県 | 2009.11.7 和歌山県 |
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