ケナガボノシロワレモコウ

バラ科 ワレモコウ属

ナガボノシロワレモコウの葉裏や茎に毛が多いもの。関東地方に分布する多年草で、高さは80〜130センチ。根出葉は奇数羽状複葉で11〜15個の小葉からなる。
花は枝先に穂状に垂れ下がって付き、花は白色で緑色を帯びる。花期は8〜10月。群馬県に分布する。

〜徒然想〜

今は9月の半ば、数年前の春に訪れた湿地は、すっかり葦に覆われていました。負けじと、葦の間からヒメシロネツルマメなどが顔をのばしています。
木道は隠れ、藪こぎ状態で進みます。この辺にあるはずと、探し出したケナガボノシロワレモコウはまだ蕾で、ちょっと残念。

ルートを一回りして、念のためと、入り口付近を再度散策します。
何ということはありません。開けた入り口付近で、捜し物は沢山ありました。開花しているものも数株見られました。目立たない、やや緑色を帯びた白い花です。

この地のものは本種であるとのことですが、肝心の葉裏の毛を撮影していないのは、何とも片手落ちです。宿題とさせて下さい。

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2009.9.13 群馬県(画像にポインターをおいて下さい)
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