ホロムイソウ

ホロムイソウ科 ホロムイソウ属

世界に1属ただ1種の植物であり、北半球の温帯〜亜寒帯に広く分布する。日本では北海道、本州中部以北、京都深泥地が南限。
低山〜亜高山帯の湿原に生える多年草。葉は直立し、細くて硬く、断面は半円形、高さ10〜30センチ。
高さ10〜20センチの花茎を直立し、黄緑色の花を付ける。花被片は6個。花期は6〜7月。

〜徒然想〜

湿原の中にヒメシャクナゲに混じって見知らぬ植物があり、撮影しておいた。姿は特徴的だが、科が予測できずに、しばらくして同定をあきらめました。

このようにして、ストックに埋もれてしまう植物がある中で、ホロムイソウはラッキーでした。図鑑で他の植物の解説を見ていたときに、偶然同じページの隅にホロムイソウの名がありました。記憶に残っていた特徴的な姿が幸いしたようです。

−同じ科の植物−
2007.6.30 尾瀬(画像にポインターをおいて下さい)
2007.6.30 尾瀬