ヒヨクソウ |
ゴマノハグサ科 クワガタソウ属 |
山地の日当たりのいい草地に生える多年草で、高さは25〜70センチ。全体に軟毛が多い。葉は対生し、無柄で卵形、先は尖り、縁には鈍鋸歯がある。 花は上部の葉腋から対になって花序を出し、淡紅紫色又は淡青紫色の多数の花を順々に咲かせる。花期は6〜7月。北海道西南部〜四国に分布する。 〜徒然想〜 足下にアキノタムラソウに似た毛深い花を見つけました。花をよく見ると、クワガタソウ属独特の形態をもっていました。 後で名を調べると、ヒヨクソウの名がすぐにヒットしました。和名は比翼草と書き、よくその体を表しています。葉の付け根からYの字になって花序を伸ばしています。 しばしば同定の参考にしている“野の花賛花”のページには「草丈が大きいうえに花が小さいため、全体の姿を撮影すると花がよくわからず、撮影者泣かせの花である。」とありますが、私の出逢いでは、まだ初期のせいか、30センチほど。撮影にはちょうどいい背丈でした。 −同じ科の植物− |
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2009.6.13 伊吹山(画像にポインターをおいて下さい) |
2009.6.13 伊吹山 |
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