ウスユキソウ

キク科 ウスユキソウ属

 
2006.7.15 長野県車山   2006.7.15 長野県車山

山地の陽当たりのいい草原や岩場に生える多年草で、茎は叢生し、高さ25〜50センチになる。茎葉は披針形〜狭楕円形で、葉裏には綿毛を密生する。
頭花は枝の先に数個密集して付き、短い柄がある。白い苞葉の中央に筒状の両性花、周辺に雌花が付き、総苞は直径5ミリほど、総苞片は3列。花期は7〜9月。本州〜九州に分布する。
高山型にミネウスユキソウがある。

〜徒然想〜

出逢いは古く多いのですが、実はこの花についてはよく理解していないのです。
よく訪れる長野県車山周辺でさえも、ちょっと時期をずらしたり場所が違ったりすると、全く違った姿のものに出逢い、迷いが生じます。ずっと、そんな連続です。
最近になって、自分を説得しているのが植物の変化です。人にもいろいろな色や姿形があるように、植物にも変化があります。地域が離れれば大きな変化として現れるので、別品種の扱いになりますが、狭い地域では変化は小さいでしょう。典型種をみつけ、あとは変化。乱暴でしょうか。

出逢いが多い割にはいい画像が残っていませんでした。次の機会に撮り直しです。

−同じ科の植物−

     
  2005.8.8 長野県車山   
2003.7.27 長野県車山
 
撮り直しの機会を得ました。
調べてみると、標高は車山よりやや高い2200メートル付近でした。山頂付近は広いガレ場で周辺には様々な植物が見られます。その一角にこの花が白く映えていました。
ミネウスユキソウはより高山に生え、全体に小型で、頭花に柄がないかごく短いタイプです。
対し、本種は頭花に柄があり、広がって花を付ける印象があります。

わざわざこの花を探すことはなかったといえ、17年間も出逢いがなかったとは驚きです。分布域は広いですが、意外と限られた地に産するのかもしれません。

 
 
2023.8.26 長野県
頭花が分枝しているように見えます
2023.8.26 長野県
   もっとこの花を見る → Ptoto Gallery