オトコエシ |
オミナエシ科 オミナエシ属 |
日本各地の山野に生える多年草で、高さ1メートルほどになる。茎や葉に毛が多い。花は白色で、4ミリほど、散房状の花序につき、花冠は5裂する。葉は対生し、頭大羽状に深裂する。オミナエシより裂片の幅が広い。花期は8〜10月。 花が終わると小苞が大きくなって果実を取り巻き円盤状になる。 〜徒然想〜 植物園でみていた花でしたが、いずれ野で出逢えるだろうと思っていました。やはり出逢いは不意でした。場所は北岳への入り口、芦安の駐車場でした。 早めの下山で、ゆっくり帰り支度していると、少し向こうに白い花の群落が見えました。近づくと、たぶんオトコエシと思えたので、カメラに納めました。 蝶が舞い、のどかなひとときでした。 その後も山の麓でよくみかけます。 オミナエシと同様に、全草、根茎を乾燥したものを生薬名敗醤(はいしょう)と呼び、解熱、消炎、浄血、解毒、排膿作用があります。 −同じ科の植物− |
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2006.9.9 山梨県北岳 |
2006.9.9 山梨県北岳 | ||
2006.8.18 東京都奥多摩三頭山 |
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2012.9.27 鹿児島県 | 2012.9.27 鹿児島県 |
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