亜高山〜高山帯の林縁や開けた草地に生える多年草で、高さ２０〜３０センチ。葉は対生し、卵形〜楕円形、基部は半ば茎を抱き、葉の全体に黒点が散らばり、縁には少ない。
花は直径２センチほどで、シナノオトギリよりもやや小さい。花期は７〜８月。中部〜東北地方に分布する。

〜徒然想〜

北岳の陽当たりのいいところでは、シナノオトギリが多数の雄しべをのばし華やかに咲きます。
それとは違うオトギリソウを登山道脇の草陰で見つけてのぞき込みます。花はより小ぶりで、枝分かれが少ない。
“イワオトギリでしょうね！”　背後からの師匠の言葉に得心しながらも、なぜすぐ分かるのか、まだまだ修行不足を感じました。
葉っぱを１枚失敬して図鑑の解説を確認しました。

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