シナノオトギリ

オトギリソウ科 オトギリソウ属


赤い蕾と黄色い花弁のコントラスト、長くのびた雄しべが好きで、出逢うといつもカメラを向けてしまう。そして、出逢いはいつも亜高山帯の明るい草原〜一層気持ちを明るくしてくれる。

オトギリソウの仲間は、葉、萼片、花弁に腺体を有し、この腺体の色素が赤いと黒く見えるので黒点として現れ、色素が無いと明点として現れる。
シナノオトギリは葉の縁に黒点が並ぶの特徴で、葉の裏からみるとなおこれがよく分かります。葉面に明点があるのも特徴のようですか、よくみえません。

亜高山〜高山帯の草地に生える多年草で、高さ10〜30センチ。葉は対生し、卵状楕円形で、長さ1.2〜4センチ。花は集散状につき、5弁で直径は1.5〜2.5センチ。


−同じ科の植物−

2006.8.11 山梨県北岳
2006.8.11 山梨県北岳 2006.7.30 長野県八ヶ岳
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