イワブクロ |
ゴマノハグサ科 イワブクロ属 |
高山帯の砂礫地に生える多年草で、高さ10〜20センチ。根茎は地中を這い株を作る。 葉は対生し、長さ4〜7センチ、卵状長楕円形で厚みがあり、先はとがって鋸歯があり、縁には毛が生える。花は、茎の先にまとまって横向きにつける。 花冠は淡紅紫色、筒形で、長さ2〜2.5センチ、外側に長毛がある。先は2唇形で、上唇は2裂し、下唇は3裂する。花柄や萼にも長毛が生え、全体に毛深い。 〜徒然想〜 大雪の山に憧れたのは、“花調べ”のkeikoさんの写真が始まりだったでしょうか。見たこともない珍しい姿のイワブクロが印象的でした。 大雪に来てみると、出逢いたかった花が思いの外多く、拍子抜けの気持ちもしましたが、好きになった気持ちは変わりません。好みの被写体に出逢う度に撮影を続け、なかなか歩みは進みません。 蕾は、ツクモグサと同様に、厚い毛に覆われて、厳しい環境から身を守る愛しい姿です。 −同じ科の植物− |
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2007,7,10 北海道大雪 |
2007,7,10 北海道大雪 |
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