エゾノヒナノウスツボ

ゴマノハグサ科 ゴマノハグサ属 

海岸の岩礫地に生える多年草で、茎は太く柔らかく、高さ1.5メートルほどになる(写真のものは60センチほど)。
葉は対生し、翼のある長い柄があり、広卵形、縁には鈍い鋸歯がある。
茎の先に円錐形花序を付け、まばらに多くの花を開く。花冠は淡黄緑色で、上唇はやや紫褐色を帯び、長さ7〜10ミリほど。萼は深く5裂し、萼裂片は円形。花期は6〜7月。

〜徒然想〜

海岸にエゾノヒナノウスツボがありました。これもみつかればラッキーと期待していた植物で、同行者と喜びました。
奥多摩でみたサツキヒナノウスツボの弱々しさと全く違い、茎が太く、しっかりと立ち上がっています。
さすがにエゾの名がつくと感心はするものの、花の様子は同じです。こちらもバカ面(ごめんなさい)が大きく口を開けています。

−同じ科の植物−

2007.6.2 新潟県佐渡市(画像にポインターをおいて下さい)
2007.6.2 新潟県佐渡市 2007.6.2 新潟県佐渡市(画像にポインターをおいて下さい)
     
 2018.7.12 北海道    2018.7.12 北海道