アツバタツナミソウ

シソ科 タツナミソウ属

乾いた山地に生える多年草で、高さは10〜30センチ。密に粗い毛があり、葉は厚いく、ときに裏面は紫色を帯びる。
花は青紫色で上部の葉腋と茎頂に花序を作り、1〜数個の花を付ける。花期は5〜6月。対馬や中国地方の一部に分布する。

〜徒然想〜

地元の方に案内していただきました。海岸に近い里山に入って行きます。小鮒がいそうな小川を渡り、秘密の場所に分け入ります。子供の頃遊んだような、懐かしい場所です。
傾斜地に、タツナミソウが生えていました。アツバタツナミソウという名が付いているようです。

対馬が本場ですが、中国地方の一部にも見られということで、貴重な植物に案内して頂き感謝です。
花付きがよく、がっしりした姿が印象に残っています。

傍らにはヒナギキョウがまばらにあり、こちらは正反対に、なよなよとした姿です。

−同じ科の植物−

2008.5.11 島根県
2008.5.11 島根県
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