アキカラマツ

キンポウゲ科 カラマツソウ属


房状に多くの花をつけるカラマツソウの仲間に出逢う。葉は似ているが、花はくすんだ黄色をしているので、そう華やかではない。アキカラマツの名をもつが、カラマツソウにやや遅れて、夏の盛りから咲き出すので、秋の花との印象はありません。

陽当たりのいい山地の草地に生える多年草で、高さ0.7〜1.5メートル。円錐状の花序に、淡黄白色の花を多数つける。花弁はなく、花に見えるのは雄しべで、葯の色は淡黄色。萼片は早期に落ちる。果実は、アキカラマツの柄が垂柄なのに対してカラマツソウの柄は5ミリほど伸長する。

茎、葉、根は、センブリの代用にされるほどに苦味がある。
長野県の著名な民間薬で、全草を乾燥させたものを高遠町では古くから高遠草(たかとうそう)という名前で、健胃薬として腹痛、下痢、食べ過ぎなどに用いられていました。ただし、多量に用いると、神経麻痺、血圧降下などの中毒症状を起こします。

2006.9.2 長野県八ヶ岳
蕾 2006.7.22 長野県八ヶ岳 2006.9.2 長野県八ヶ岳
さすがに9月ともなると、果実になるものもあります。
果実 2005.9.2 長野県八ヶ岳
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