アキチョウジ/シロバナアキチョウジ |
シソ科 ヤマハッカ属 |
山地の日陰地に多い多年草で、高さは30〜100センチ。葉は狭卵形で縁には鋸歯があり、先は鋭く尖る。基部は翼状。 花はやや一方向に偏って花穂をつくる。花冠は青紫色で、筒部が長さ2センチほどの唇形、上唇は3裂し、下唇はやや長く2浅裂する。 セキヤノアキチョウジに似るが、花柄が短いなどの違いがある。花期は8〜10月。岐阜県以西〜九州に分布する。 〜徒然想〜 セキヤノアキチョウジは、秋、関東で少し山の中に入るとふつうに見られます。 西方に行く機会が続き、中部地方以西ではアキチョウジが、同様な場所でふつうに見られることが分かりました。 花柄が明らかに短く、両者の違いは一見して分かります。その他、花序の幅が狭いこと、花柄に毛があること、萼の裂片が短くてあまり尖らないなどの違いがあります。 それぞれ白花品があり、アキチョウジの白花品はシロバナアキチョウジと呼ばれます。 −同じ科の植物− |
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2009.9.12 香川県 |
2009.9.12 香川県 | 2009.9.12 香川県 |
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