アカヒダボタン |
ユキノシタ科 ネコノメソウ属 |
山地の谷沿いなどの湿った地に生える多年草で、高さは10センチほど。苞は広卵形で鮮黄色。 花(萼片)は赤褐色で直立し、雄しべは8個、萼片とほぼ同長、葯は黄色。花期は4〜5月。本州中部地方西部〜近畿地方東部に分布する。 〜徒然想〜 2009年はボタンネコノメとその仲間を観察する機会が続き、よくその違いが分かりました。この仲間は、いずれも苞が鮮やかな黄色で、きれいです。 違いは主に萼片、雄しべ、葯にあり、アカヒダボタンは何といっても、萼片の色にあります。赤みが強い赤褐色で、ヒダボタンなどとの違いは歴然です。 この花が今年最後のネコノメソウ観察になるかもしれません。そう思うと、今年出逢ったボタンネコノメやその仲間を思い浮かべながら、じっくりと向かい合いたくなりました。 −同じ科の植物− |
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2009.5.9 滋賀県(画像にポインターをおいて下さい) |
2009.5.9 滋賀県 |
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