アシタカジャコウソウ

シソ科 ジャコウソウ属

静岡県愛鷹山(あしたかやま)で発見されたことからこの名が付いた。
麝香(ジャコウ)は、オスの麝香鹿の麝香腺分泌物を乾燥させたもので、香気を放つことは良く知られている。アシタカジャコウソウの漢方としての効能を調べたが、見当たらなかった。
箱根湿性花園ではよく目立った。

山地に生える多年草で、高さ15〜40センチ。ジャコウソウに比べて小さく、茎、葉柄、葉、萼などに多数の毛がある。葉は対生。茎の上部の葉腋から長さ1センチほどの柄を出し、濃紅紫色の唇形花を1〜2個つける。


−同じ科の植物−

2005.7.9 箱根湿性花園
   2005.7.9 箱根湿性花園  
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