ジャコウソウ

シソ科 ジャコウソウ属

初秋、春に歩いた奥多摩の秋の花が見たくて、いつものとおり沢沿いの道に下る。
早速現れたジャコウソウ。狭くなった登山道を覆うように咲いている。これでは登山者の足に払われてしまうだろうと思いながら、案の定、いくつかが花冠ごと地面に落ちていた。
屈んで撮影していると、あとから一人の登山者。道を譲り挨拶をしたが、無言無表情で通り過ぎていった。これも珍しい。

山地の谷間の湿り気のある場所に生える多年草で、高さ0.6〜1メートル。上部の葉腋に短い柄を出し1〜3個の淡紫色〜濃紫色の唇形花をつける。花冠は長さ4〜4.5センチ。
似た花にタニジャコウソウがあるが、こちらは花冠がやや小さく、花柄が3〜4センチと長い。
静岡県愛鷹山(あしたかやま)で発見されたアシタカジャコウソウが知られている。
2006.9.16 東京都奥多摩
2006.9.16 東京都奥多摩
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