ヤチツツジ

ツツジ科 ヤチツツジ属

 
2018.5.13 北海道  

別名 ホロムイツツジ 絶滅危惧1B類(EN)  
湿原や泥炭地に生える常緑低木で、高さは30〜100センチ。 葉は長楕円形で、先が丸く、葉の縁には不揃いな鋸歯がある。葉の両面に麟片が密生する。
枝先に長さ5ミリほどの壺型で白い花を下向きに付ける。果実はさく果で、直径4ミリほど。花期は5〜6月。北海道に分布する。


〜徒然想〜

ヤチ(谷地)の名は湿地の意味を含み適正な命名と思われるのですが、別名のホロムイツツジの方が風情があるように思えます。ホロムイ(幌向)は北海道の地名です。

何度か北海道を訪問するものの、この花の花期には間に合わず花を見ることはできませんでした。今日はヒダカソウを見るために訪問を早めたので、訪れたことのある湿原をいくつか巡りました。
みつけたホロムイツツジはいずれも背丈50センチほどで、花は下方に下向きに付いています。そして、撮影はいずれも木道の上からです。
なかなか三脚も立てづらく、撮りにくいです。下から下からと撮影に取り組みます。
木道に腹ばいになりながら、カメラを持つ手を伸ばす姿を想像して見て下さい。

−同じ科の植物−

 2018.5.14 北海道   隣はヤチヤナギ 2018.5.14 北海道
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