亜高山帯〜高山帯の草地などに生える1年草〜越年草で、高さは10〜30センチ。茎は直立し、葉は少数で、中部のものは卵形〜卵状長楕円形で先は鋭頭、下部のものは倒卵状ヘラ形で先は鈍頭。
花は茎頂及び葉腋から分枝した枝先に付き、長さ3センチ前後、花冠は4裂し、裂片は小さく、白色で基部は青紫色を帯びる。花期は8〜9月。白馬岳に分布する。
〜徒然想〜
撮影時間は、昼の12時30分です。天気は悪くありません。昼の時間までならば開花しているのではないかと思い、急ぎ登ってきましたが、すでに花は全て閉じていました。残念です。
株の数は多く、あちこちに立ち上がっています。1つでも開いているものがないかと探したのですが、ありませんでした。
偶然出会った花仲間は山小屋に泊まり、翌朝は全部の株が開花していたとの報告を受けました。いつかはリベンジしたいと思っていましたが、10年経ち、その機会はなさそうです。
花は閉じている画像ですが、収載することにしました。
花冠が紫色のものをムラサキタカネリンドウといいます。ただ、本種も同様で、タカネよりもシロウマの名の方がしっくりします。
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