猛毒植物。山野、河原などに生える落葉低木で、高さは1〜2メートル。葉は羽状複葉に見えるが、単葉で15〜18対が対生する。葉身は卵形で、先は尖り基部は円形、全縁で縁が波打つ。
雌雄同株で、葉腋から雌雄別々の総状花序を出し、地味な花を多数付ける。雌花花序は小さい。果実は直径1センチほどの液果状の痩果、多肉質に肥大した花弁に包まれ、初め赤色、熟すと黒紫色になる。花期は5〜6月。近畿地方以北〜北海道に分布する。
〜徒然想〜
トリカブト、ドクゼリと並ぶ有毒植物で、果実だけでなく葉も有毒です。決して、口にしないでください。
長野県蓼科で、草原への登り口で見てから4年半ほど経ちました。花を見てから合わせて収載しようと思っていましたが、花を見る機会は訪れませんでした。
葉が特徴的なので、見過ごすことはないと思うのですが。
花は後日収載の宿題としておきます。
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