北アメリカ原産の帰化植物。日当たりがいい芝地、草地などに生える多年草で、高さは3〜10センチ。茎は細く翼がなく、葉は扁平で線形。
花は直径1センチほど。花被片は白色で、6枚、次第に細くなって先は尖り、1本の筋があり、基部は合着して黄色。雄しべは3個。果実は直径3ミリほどで球形。花期は5〜7月。別名コニワゼキショウ。
〜徒然想〜
オオニワゼキショウを探しに行った芝地に群生していました。
背丈は低く、多くは5センチ以下です。花はニワゼキショウよりずっと小さく、長さ1センチほどで、漏斗形に斜開しています。
調べると、この花は曇りの日にはほとんど開花しないようで、撮影日も今にも雨が降り出しそうな厚い雲に覆われていましたので斜開していたのかもしれません。
「セッカ」は「雪花」の漢字があてられています。花が白いことによります。
なお、傍らにはニワゼキショウに似た花がありましたが、こちらも背丈は低く、花も小さいです。ニワゼキショウの一品種かもしれません。
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