ヨーロッパ原産の帰化植物。日本全土の海岸、空地、道端などに生える1年草で、高さは5〜30センチ。茎は直立するか匍匐し、軟毛があり、後に無毛になるものもある。葉は羽状の3小葉からなり、小葉は倒卵形で、頂小葉の葉柄は側小葉の葉柄より長い。
花は卵円形で長さ1〜1.5センチの花序となり、普通20〜30花付く。花は黄色で受粉すると下を向き、花弁の脈は凹み、しわになる。豆果は楕円形で長さ2〜3ミリ。花期は5〜8月。
〜徒然想〜
この仲間が黄色く群生する姿をよく見かけます。いずれも帰化植物で、よく似ています。
ウマゴヤシ、コメツブウマゴヤシ、コメツブツメクサなどで、花の数、拓葉、豆果で区別します。
帰化植物ということが分かっていたので、あまり注意して観察することもなく、また撮影することも少なかったです。
コロナ禍で他県に出かけられず、近くの多摩川河川敷を散策することが多くなりました。当然ながら帰化植物が多く、同定には苦労します。これもコロナ禍での我慢です。
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