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      高山の礫地、湿地、草地などに生える落葉小低木で、高さは10〜30センチ。幹はよく分枝して横に広がる。葉は互生し、倒卵形、先は鈍形、縁は全縁。質は厚い紙質、光沢がなく、裏面は白っぽく、網状の脈が隆起する。 
      花は枝先に1〜3個付き、花冠は白色〜紅色、壷形で長さ4ミリほど、先は5浅裂し、裂片は反り返る。果実は液果で球形、直径8ミリほど、黒紫色に熟す。花期は6〜8月。本州中部地方以北〜北海道に分布する。 
       
      〜徒然想〜 
       
      クロマメノキとして画像を追加しようとしていたところ、勝手に師と仰ぐ方のHPで本種に関する事項を発見しました。クロマメノキは本州だけの分布で、北海道のものは、すべてヒメクロマメノキということです。 
      背丈が低いこと、葉や花も小さいことなどが違いとされています。 
       
      画像の撮影は2007年7月11日となっています。古い画像で恐縮です。 
      思い返せば、この頃は大雪山に憧れて、ようやく願いが叶った花旅でした。最高の天候で多くの花を見ることができました。 
      「山の写真・記録」参照 
       
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