クロマメノキ

ツツジ科 スノキ属


亜高山〜高山の低木林に生える落葉低木で、高さ30〜100センチ。よく枝分かれし、葉は長さ1.5〜2センチの倒卵形〜楕円形、全縁、質は厚く、両面無毛、脈が隆起して網目模様になる。花は壺形で、長さ4〜5ミリ、白〜黄緑色で赤みを帯びる。果実は液果で、球形、直径8〜10ミリ、始め緑色で黒紫色に熟す。花期は6〜7月。本州中部以北に分布する。

〜徒然想〜

名のとおり、7〜8月に黒い実をつけます。
アサマブドウ、アサマベリーの別名を持ちます。ブルーベリーと同じ仲間で美味しいことから、浅間山の名を冠してジャムなどが作られています。
意外にも、実との出逢いが無いのか、写真が見あたりませんでした。次の八ヶ岳山行でゲットしておきます。

実をみつけたのは白馬で、まだ黒く熟していませんでした。

「改訂新版日本の野生植物4」では、クロマメノキは本州だけに産し、北海道のものはヒロクロマメノキとされています。

−同じ科の植物−
2006.6.24 長野県池の平高原
  2005.7.23 五竜高山植物園    
 2007.7.9 北海道大雪    2008.8.11 長野県白馬
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