ヒメジョオン

キク科 ムカシヨモギ属

 
2020.7.18 東京都調布市   2020.7.18 東京都調布市


北アメリカ原産の帰化植物。道端、河川敷、畑地など平地から山地までふつうに生える1〜2年草で、高さは30〜150センチ。茎には粗い毛があり、内部には白い髄が詰まっている。根出葉は花時には枯れ、茎葉は卵形〜倒披針形で、まばらに鋸歯がある。基部は茎を抱かない。
頭花は枝先に多数付き、直径2センチほど。舌状花は多数付き、白色又はわずかに淡紫色を帯びる。蕾のときでも花序はうなだれない。花期は6〜10月。

〜徒然想〜

ハルジオンと並んで、何時でも何処でも見られる花です。あまり気にも留めることはありませんでしたが、近年は少し丁寧に撮ることがあります。
ハルジオンとは、茎の髄が詰まっていること、葉の茎を抱かない、舌状花は糸状でなく多数付くこと、花の色はほぼ白色でわずかに淡紫色を帯びるなどが違いです。
花期は少し遅いようで、同じように見えても、いつの間にかハルジオンから切り替わっています。もっとも、ハルジオンもなかなかしぶとく、両者が混生する時期もあります。
調べていくうちに、葉に鋸歯がないヘラバヒメジョオンがあることを知りました。

−同じ科の植物−

 2020.7.18 東京都調布市    2021.11.16 神奈川県川崎市
 
 2021.11.16 神奈川県川崎市    2022.9.17 栃木県
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