ウラホロイチゲ

キンポウゲ科 イチリンソウ属

北海道の道東の一部に産地を有する2年草で、高さは15センチほど。葉は2回3出複葉で、裂片は羽状に深く切れ込む。
花(萼片)は白色で茎の先に1個付く。萼片は5〜8枚。花期は4〜5月。

〜徒然想〜 

当初はキクザキイチゲと認識されていた植物で、キクザキイチゲより全体に小ぶりで、萼片が少なくて丸みを帯び、尖った葉の切れ込みが深いのが特徴です。

情報を得て現地に向かいます。
分布域が限られているものの、道端に普通に生えていました。花期としては遅めでしたが、日陰ではまだ新鮮な花が残っていてくれました。

特徴としては上記とされていますが、なかなか区別が難しいです。キクザキイチゲと同等に大型のものが見られ、花弁も多いものが見られます。ただ、葉の裂片の先は尖り、切れ込みは深いです。
その花と言われなければ、キクザキイチゲとして通り過ぎて行ったかもしれません。
別名:ヤチイチゲ、アムールイチゲ。

−同じ科の植物−
2018.5.13 北海道
2018.5.13 北海道 2018.5.13 北海道
   もっとこの花を見る → Ptoto Gallery