ウラハグサ

イネ科 ウラハグサ属

2020.8.1 山梨県   2020.8.1 山梨県


山地の岩場、岩斜面などに生える多年草で、高さは40〜70センチ。長い根茎と匐枝があり、群生する。茎(稈)は節で曲がり、斜上または垂れ下がる。葉は広線形で、基部でねじれて裏表が逆になり、葉裏を表に向けている。葉裏は緑色が濃く、光沢があり、葉表は粉白色を帯び、色が薄い。
花序は長さ10センチほどの円錐花序になり、小穂を多数付ける。小穂は細く、長さ1〜2センチ、小花が510個付き、小花には長さ46ミリの芒がある。花期は8〜10月。関東地方西部〜東海地方、紀伊半島に分布する。

〜徒然想〜

イワナンテンを探しに、山地の沢沿いを遡ります。ときに足元の流れから飛び出た石を踏みながら渡渉します。イワナンテンは崖からぶら下がっているはずなので、上と足元を交互に見ながら進みます。
イワナンテンを無事にみつけて、同じく崖を見つめていると、濃い緑で濡れたように光沢がある、きれいな葉が目に入りました。花序も付いています。

名前が確信できたのは数年後で、植物園でした。“ウラハグサ” いい響きの名です。
箱根付近には道端で見られそうなので、葉や小穂などの特徴部の画像は、差し替え予定です。

−同じ科の植物−

 2020.8.1 山梨県    2020.8.1 山梨県
 
 2024.10.30 東京都調布市(植栽)
節には短い毛が密生しますが、ボケてます
  2024.10.30 東京都調布市(植栽)
小穂が一つだけ残っていました 芒がみえます