ウマノミツバ

セリ科 ウマノミツバ属

 
2020.6.21 東京都高尾山   2020.6.21 東京都高尾山


山地の林下などに生える多年草で、高さは30〜120センチ。茎は直立し、分枝する。葉は、根出葉、茎葉ともに3全裂し、側小葉はさらに2深裂する。
花は茎の先に小散形花序に、やや緑色を帯びた白色の両性花と雄性花を混生して付ける。果実は卵形で、かぎ状の刺毛が密生する。花期は7〜9月。日本全土に分布する。

〜徒然想〜

この頃に山道を歩くとごくふつうに見られるのですが、なかなか気に留めることがありません。花は小さいですし、緑色で、目立たないです。他の草に溶け込んでいます。
今日は、高尾の6号路です。ギンレイカの花期には遅いながらも、暗い道ならば残っているかと探します。
コロナの自粛が解け、山には人が戻っているようです。登山者は、ウマノミツバの撮影者には気にも留めず追い越していきます。でも、中には花の同好者もいて、情報を交換します。おかげで、またここを訪れそうです。
なお、ギンレイカは、この道ではみつかりませんでした。

−同じ科の植物−

 2020.6.21 東京都高尾山    2020.6.21 東京都高尾山
 
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 2024.6.27 神奈川県川崎市
下部の葉は3小葉で、さらに切れ込みます
  2024.6.27 神奈川県川崎市
(画像にポインターをおいて下さい)

子房の先はかぎ状に曲がります