山地の湿り気の多い場所などに生える多年草で、高さは30〜70センチ。葉は互生し、広被針形〜狭卵形で、先は尖り、基部は次第に狭まって翼のある柄となる。
花は枝先の総状花序に10〜30個付き、花はやや赤みを帯びた白色で、花時でもあまり開かない。花冠は鐘形で、長さ6ミリほど、先は5裂し、先は円い。雄しべは花冠と同長かわずかに長い。果実は刮ハで、球形、直径5ミリほど、熟すと先が5裂する。花期は6〜7月。本州〜九州に分布する。
〜徒然想〜
咲き始めの花に出逢いましたが、名が分かったのはしばらく経ってからでした。名が分かると、もう一度しっかり見てみたいと思うものです。
花期には遅れたかなと思いながらも、再度出かけてみることにしました。
まずはネット情報に従い湿った場所から探してみましたが、みつかりません。結局、最初にみつけた場所まで歩くことになってしまいました。
実は、最初の場所は、湿った所ではありません。むしろ乾いて、日射しのいい場所です。
予想どおり、花はほとんど終わりかけです。その代わり、こんな実が付くんだ〜、と、発見です。
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