オオタカネバラ

バラ科 バラ属

 
2007.7.9 北海道大雪   2017.7.17 長野県八方


高山の岩場などに生える落葉低木で、高さは1〜1.5メートル。葉は奇数羽状複葉で、小葉は2〜3対、楕円形〜長楕円形で、頂小葉は鋭頭、縁にはやや粗い鋸歯がある。
花は枝先に1(〜2)個付き、紅紫色で直径4〜5センチ。果実は倒卵状長楕円形で、黄赤色に熟す。花期は6〜7月。北海道、本州中北部に分布する。

〜徒然想〜

北海道では、大雪黒岳に至るロープウェー付近に咲いていたと記憶しています。
長野では、リフレッシュ休暇と称する長期休暇を利用して、白馬でシテンクモキリを探しだし、その後八方尾根で花散策しました。
多くのすばらしい花々を見ながら、この花も華やかに咲いていました。ただ、八方では本種とタカネバラの双方が見られるようです。オオタカネバラと思って撮った中に、タカネバラの画像が残っていました。撮影時もしっかりと区別しなければいけないところです。
タカネバラは小葉が3〜4対あり、葉の先は余り尖りません。

−同じ科の植物−

タカネバラ 2017.7.17 長野県八方    2007.7.9 北海道大雪