北アメリカ原産の帰化植物。河川敷、道端などに生える多年草で、高さは30〜70センチ。葉は多くは対生し、根出葉は長い柄があり、3〜5小葉からなる。茎葉は狭倒披針形で、両面とも長い毛がある。
頭花は直径5〜7センチで、舌状花と筒状花は燈黄色で、花冠の先は細かく歯状に分裂する。総苞外片は緑色で8〜10個あり、開出する。内片は膜質で、黄褐色〜褐色。痩果は扁平、楕円形で黒く、翼がある。花期は5〜7月。ほぼ全国的に逸出帰化している。
〜徒然想〜
毎年、近くの多摩川河川敷では、この花とハルシャギクが黄色い帯を広げます。土手道は、ウォーキング、ランニング、サイクリングなどで人が行き交います。帰化種であっても、黄色のアクセントは、目を楽しませていることでしょう。
多摩川河川敷は、帰化種の宝庫です。大雨で流されても、根強く残り、上流から流れてきて根付きます。
昨今の夏は、暑くてとても歩けるものではありませんが、季節が違えば絶好の花散歩道です。時折在来種がみつかると、うれしくなります。
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