ハルシャギク

キク科 ハルシャギク属

 
2021.10.25 東京都調布市   2021.11.16 東京都調布市


北アメリカ西部原産の帰化植物。河川敷、道端、空地などに生える1年草で、高さは50〜120センチ。葉は対生、2回羽状複葉、最終裂片は線形〜線状披針形。頭花は長い柄の先に付き、直径3〜5センチ。
舌状花は8個ほど、橙黄色で基部は紫褐色。筒状花は紫褐色で冠毛はない。花期は5〜10月。

〜徒然想〜

名前はハルシャギクと呼ばれていることを知りました。ジャノメギクの別名もあります。
近くの多摩川河川敷では大繁殖し、遠見でもこの花が咲いていることが分かります。どうせ帰化植物だろうと、撮ることも、名前を知ろうともしませんでした。しかし、コロナで遠出できないと、身近なこんな花でも撮ることになってしまいました。
撮影時は花は終盤で、群生は消えていました。
元々は園芸種で持ち込まれたものが逸出して、全国に繁殖しています。

−同じ科の植物−

 2021.11.16 東京都調布市    2021.10.25 東京都調布市
 
2021.10.25 東京都調布市      2021.10.25 東京都調布市
 
 2024.6.30 東京都調布市
萼片の内片は大きく、外片は小さいです
   2024.6.30 東京都調布市
花弁が全面紫褐色の花もありました