オオエノコログサ

イネ科 エノコログサ属

2023.9.26 東京都狛江市   2023.9.26 東京都狛江市


アワとエノコログサの雑種とされる。畑、道端、河川敷などに生える1年草で、高さは100〜120センチ。
花序は長さ7〜25センチで、分花序がある。小穂はエノコログサより大きく2.5〜3ミリ、剛毛は緑色で、ときに褐色又は紫色を帯びることがある。花期は8〜11月。日本全土に分布する。

〜徒然想〜

イネ科植物に興味を持つと、ごく身近なエノコログサ類も観察することになりました。調べると、この仲間もいろいろあることが分かり、それぞれ注意して観察することが必要でした。
本種は花序が大きく、分枝するのが特徴です。いつもの多摩川河川敷で、大きな花序をもつエノコログサを探します。
すると、意外にも早くみつかりました。花序は特段長くはなく15センチほどまででしたが、幅がありました。
また、分枝の状態は、本種といえるか微妙なものもありました。

−同じ科の植物−

 2023.9.26 東京都狛江市    2023.9.26 東京都狛江市
 
 2023.9.26 東京都狛江市
明瞭な写真ではないが、葉鞘は有毛 葉舌は毛状
  2023.9.26 東京都狛江市
エノコログサの小穂の付き方と違うが、分枝が不明瞭