オオダイコンソウ

バラ科 ダイコンソウ属

山地の草原などに生える多年草で、高さは60〜100センチ。全体に開出毛が多い。根出葉は奇数羽状複葉で、頂小葉は菱形卵形、縁には鋸歯があり先は尖る。茎葉は3小葉で、托葉は大きい。
花は茎頂に付き、黄色の5弁花で、直径1.5〜2センチ。集合果は楕円形で、長さ2センチほど。花期は7〜9月。本州中北部)〜北海道に分布する。

〜徒然想〜

北海道ではこの花を見る機会は多かったと思うのですが、正直、あまり真剣に向き合うことをしませんでした。そのためか、特徴を捉えた画像が残されていませんでした。
今になっての反省は後の祭りです。

ダイコンソウより全体に大型でがっしりしています。根生葉は奇数羽状複葉で頂小葉は大きく、先は尖り、縁に鋭い鋸歯があります。茎葉は3小葉で、托葉は大きく鋸歯があります。カラフトダイコンソウとも似ていますが、こちらの托葉は小さく鋸歯はありません。
オオダイコンソウの集合花は楕円形で、ダイコンソウとカラフトダイコンソウは球形であることの違いもあります。

今後は、これらの特徴をしっかり頭に入れて、その仲間に向き合うことが必要です。

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2018.7.12 北海道
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