オヒシバ

イネ科 オヒシバ属

 
2020.7.18 東京都調布市   2020.9.2 東京都調布市


日当たりのいい道端、草地、河川敷などに生える1年草で、高さは30〜80センチ。葉は線形で、先は急に尖り、白い軟毛が散生する。
花序は掌状に2〜6個の花軸に分かれ、各花軸に2列に小穂を付ける。小穂は卵形で長さ4〜6ミリ、花軸に圧着して密生し、4〜5個の小花がある。果実は卵状楕円形で、やや鈍頭で3脈がある。果()期は8〜10月。
日本全土に分布する。

〜徒然想〜

コロナ禍で遠くには出かけることもできないし、何でも撮っておこうと近くの多摩川河川敷に出かけました。
河川敷の草地には、オヒシバや見知らぬ植物が数多く見られます。つい先だってまで雑草と思っていた植物です。帰化植物が多いのですが、これは何という名だろうと思うと、調べたくなります。
オヒシバは、メヒシバと並んでどこでもごく普通に見られます。似たような姿ですが、オヒシバの方が花穂が太いです。茎も強く、踏まれても踏まれてもびくともしません。

−同じ科の植物−

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