イワガラミ

ユキノシタ科 イワガラミ属 
   APG分類ではアジサイ科
 
2013.8.3 山梨県   2013.8.3 山梨県

山地の林縁、林内、岩場などに生えるつる性落葉木本で、枝は樹幹や岩に絡みついて長さ7〜10メートル。葉は対生し、広卵形、先は尖り、縁にはまばらに浅い鋸歯がある。
花は10〜22センチの散房花序となり、多数の両性花と、1個の装飾花からなる。両性花の花筒は倒円錐形、長さ2ミリほど、花弁は5個だが先端がくっついたまま開かない。装飾花の萼片は卵形〜広卵形、時に披針形で白色。花期は5〜7月。北海道〜九州に分布する。

〜徒然想〜

この花はふつうに見られるはずで、今後も見ることがあるだろうと思っていましたが、意外と縁がありませんでした。次の出逢いを待っていましたが、最初の出逢いから10年経ち、区切りとして現存の画像でアップすることにします。
画像の追加は、当時辿った道をこの花を意識しながら歩いてみることにします。
似たつる性の木本にツルアジサイがあります。違いは、白い装飾花が本種は1枚に対し、ツルアジサイは3〜4枚ありますので、すぐ見分けがつきます。

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