アオハコベ

ナデシコ科 ハコベ属

ヤマハコベの花弁のない品種。山地の林下などに生える多年草で、高さは20〜30センチ。茎は地上を這い、上部は斜上する。茎には毛がある。葉は広卵形で、先は鋭形で毛がある。
花は花弁がなく、雄しべは10個、花柱は3個。花期は4〜6月。近畿地方以西〜九州 に分布する。

〜徒然想〜

斜面の一角にこの花が多く見られました。
ミドリニリンソウのように、まれに白い花(萼片)が緑色になるのではなく、花弁がなく緑色の萼片が残ったタイプです。
その花は星形で美しく、さらに黄色い葯が一層この花を美しく見せてくれます。
ネットでは花のアップがよく収載されていますが、アップを撮りたい気持ちがよく分かりました。多分に漏れず、多くのアップ写真を撮ってしまいました。
(実は、全体の割に花が小さいので、全体を入れた花の写真を撮るのが難しいのです。)
稀に緑でない白い花をみつけると、かえってそれが新鮮になってきました。

−同じ科の植物−
2019.4.4 佐賀県
2019.4.4 佐賀県 2019.4.4 佐賀県
   2019.4.4 佐賀県  
   もっとこの花を見る → Ptoto Gallery