アメリカキカシグサ

ミソハギ科 キカシグサ属

 
2019.9.7 栃木県   2019.9.7 栃木県


アメリカ南部〜熱帯アメリカ原産の帰化植物。湿原、水田などに生える1年草で、高さは10〜40センチ。茎は直立し、斜上する枝を出す。葉は対生し、線形〜広線形、普通緑色であるが、時に赤く染まる。
花は葉腋に1花付き、花弁は白色〜淡紅色で直径5ミリほど。萼は筒状で、上部は4裂する。花期は8〜10月。

〜徒然想〜

この湿原では、ミソハギの仲間を見ることができました。アメリカキカシグサとホソバヒメミソハギです。いずれも葉腋に小さい花を付けます。
アメリカキカシグサは、背丈は30センチほどになり、直径5ミリほどの花を付けます。ホソバヒメミソハギは、背丈はやや低く、花は赤色です。
もう一種みつけ、ヒメミソハギと思いましたが違うようです。アメリカキカシグサの背丈の低い個体で、地を這うように広がっています。花は白や赤く色付いているものが混じります。
仲間のミズマツバではないでしょうか。

この広大な湿原では、植物が無尽蔵に見られる想いがしました。今まであまり気にとめなかった小さな花やカヤツリグサ科、イネ科の植物が多いので、同定に悩みそうです。

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