ホソバヒメミソハギ

ミソハギ科 ヒメミソハギ属

 
2019.9.7 栃木県   2019.9.7 栃木県


北アメリカ原産の帰化植物。湿原、水田などに生える1年草で、高さは20〜100センチ。茎は直立し、よく分枝して無毛。葉は対生し、狭披針形〜線形で両面無毛、基部は茎を抱く。
花は葉腋に2〜5個付き、花弁は4個、紅紫色で平開し、直径4ミリほど。花期は6〜11月。

〜徒然想〜

ヨシの間をかき分け進むと、足元にはいろいろな植物が現れてきます。ホソバヒメミソハギもその一つで、葉腋に小さな赤い花を付けていました。調べると、帰化植物ということで、在来種のヒメミソハギよりもずっと多く見られるようになっているとのことです。
産地は湿原に限らず、郊外の田、河川敷など、身近にも見られるようなので、今後は気づくこともあるでしょう。
また、この植物を調べていくうちに、ヒメミソハギやナンゴクヒメミソハギなど近縁の植物の名を知り、それらとの出逢いも楽しみになってきました。

ある場所では群生し、すでに紅葉していました。なかなかきれいです。


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