ヤマムグラ

アカネ科 ヤエムグラ属

山地の林内、林縁などに生える多年草で、高さは10〜40センチ。葉は4枚輪生し、1対づつ長さが違う。
茎の先に細い花茎を出し、緑色を帯びた白色の花を付ける。花冠は直径3ミリほどで、外側に刺毛がある。果実には曲がったカギ形の毛が生える。花期は5〜6月。本州〜九州に分布する。

〜徒然想〜

ヤエムグラの仲間の区別は、難しいものの一つです。花だけでは区別することは不可能なことが多く、葉や果実の様子などを合わせて区別できます。
この花の特徴は葉で、4枚輪生するものの対同士で長さが違っているのが特徴です。分かりやすい方だと思います。
中には実になって毛の状態を確認しないと分からないと思われるものもあります。

未同定のヤエムグラの仲間の画像が、名を付けられるのを待っています。茎、葉、花、実などの詳細を再確認するため、再訪する必要があります。

−同じ科の植物−

2016.5.25 東京都高尾山
 2016.5.25 東京都高尾山   2016.5.25 東京都高尾山  
 2016.5.25 東京都高尾山   2016.5.25 東京都高尾山