オオヨモギ

キク科 ヨモギ属

低地や山地の草地、道端などに生える多年草で、高さは1.5〜2メートル。葉は茎の中央では長さ20センチほどにもなり、長楕円形、羽状に中〜深裂し、裂片は2〜3対。葉の表面は緑色、裏面は白い綿毛が密生して生えていて白く見える。
頭花は円錐花序に多数付き、紅茶色で直径2.5〜3ミリ。花期は8〜10月。本州近畿地方以北、北海道に分布する。

〜徒然想〜

ユキヨモギをアップするにあたり、白馬でオオヨモギを撮っていたのを思い出し、合わせてアップすることにしました。
白馬槍ヶ岳方面からの下りでした。高さは1.5メートルほどだったでしょうか。目立たない花だったことから、当時はあまり撮影意欲がわかなくて、記録程度の撮影です。

ヨモギに似ていますが、ヨモギは葉の付け根に小さな葉が2〜3枚あるのに対し、本種にはありません。撮影時はそれを確認しておらず、葉が大きいことと、背丈が高いことで本種としました。

−同じ科の植物−

2009.8.30 長野県
 2009.8.17 北海道大雪    2009.8.30 長野県
     
 2008.8.14 長野県    2009.8.17 北海道大雪