テリハアザミ |
キク科 アザミ属 |
山地の渓流沿いや林縁などに生え、高さは1〜1.5メートルほどになる。根生葉は花時にもロゼット状に残る。葉は大型で質は薄く、光沢があり無毛。羽状に中裂し、裂片には粗い歯牙があり、先端に太いとげがある。 頭花は淡紅色で、枝先に点頭し、基部に苞葉を付け、直径3.5〜4.5センチ。総苞にはクモ毛がある。花期は9〜10月。中国地方、四国、九州に分布する。 〜徒然想〜 フジアザミにも似た豪壮な姿です。大きな(根生)葉を横に張り出し、どっしりとした構えです。 最近はタイシャクアザミの名が確立しつつあるようで、さながら金剛杵を構えたときの帝釈天を連想してしまいます(タイシャクアザミの名は帝釈天には関わりがあるかは不明です。)。 渓流に沿った遊歩道沿いには咲き始めたばかりのテリハアザミが立ち並び、ときに渓流に落ち込むように生えています。 まだ1メートルを超えるものは少ないが、次第に大きくこの遊歩道を埋めていくのでしょう。 −同じ科の植物− |
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2010.9.18 広島県(画像にポインターをおいてください) |
2010.9.18 広島県 | 2010.9.18 広島県 |
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