タネガシマムヨウラン |
タネガシマムヨウラン白花品 ラン科 タネガシマムヨウラン属 |
2014.9.25 沖縄県 | 2014.9.27 沖縄県 |
山地の林下、竹林下などに生える腐生ランで、高さは40〜80センチ。茎には紫色の小線が入る。葉はなく、鞘状で広卵形の鱗片葉は茎を抱く。 花は総状花序に10〜20個付く。花弁は淡黄色で、蕚片の外側に紫斑がある。花弁は萼片とほぼ同長。花期は9〜2月。九州南部〜沖縄県に分布する。 茎や花弁から紫色が欠け、全体にクリーム色のものが稀に見られ、タネガシマムヨウランの白花品と呼ばれている。 〜徒然想〜 久々の沖縄花旅は6年ぶりとなってしまいました。ご無沙汰してしまったにもかかわらず、暖かく迎えてくれた花仲間に感謝です。懸案のオオオサランとタネガシマムヨウランが今回訪問の主目的でしたが、再会が何よりもうれしい。 タネガシマムヨウランは、前回固い蕾だった花です。花期が判然とせず、場所によっては1月でも花が見られます。その場所で開花が見られるかは、運任せです。 1個所目は空振り、花茎も見られません。 2個所目、道から藪に入り花を探してくれます。今度は花茎を立てているものが多く見られるものの、花は開いていません。 その中で、ようやく見つかった開花です。いい状態とは言えませんでしたが、満足です。 そして、ハイライトは最終日です。現地の方でもなかなか見られないという白花品の開花が見られました。白花品といっても全体は淡い黄色です。これが、何とも美しい。黄金色に輝いているように思えました。 −同じ科の植物− |
2014.9.25 沖縄県 | 2014.9.27 沖縄県 | |
2009.9.8 沖縄県 | 2009.9.8 沖縄県 |
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