シノノメソウ

リンドウ科 センブリ属

深山の林下などに生える1年草〜越年草で、高さは30〜40センチ。葉は卵状楕円形で先が尖り、茎頂では4枚が、途中は2枚が対生する。
花は葉の腋と茎頂に数個ずつ集まって付き、花冠は白色で、5つに深く裂け、上部に紫色の斑点があ。中央からやや下に密腺溝が2個あり、長い毛がある。花期は8〜9月。本州静岡県以西〜九州に分布する。

〜徒然想〜

朝から降り続いた雨が、今も降り続けています。山はガスもたちこめ、視界が悪くなっています。とても花観察する条件ではありません。せっかくの遠征なのに残念です。
それでも、傘をさし、少し歩いてみることにしました。

シノノメソウは、雨とガスで一層暗くなった遊歩道沿いに生えていました。どうやら、草刈りが入ったようです。数は見られるものの、低い株や切り取られた跡がみられる株が多くありました。
でも、以前から見たかった花です。アケボノソウセンブリなど、リンドウの仲間は大好きなのです。状態の良い株は少なかったですが、夢中で撮影しました。お蔭で、背中はびっしょりです。

−同じ科の植物−
2013.8.25 高知県
2013.8.25 高知県 2013.8.25 高知県
   もっとこの花を見る → Ptoto Gallery