シマウリクサ

ゴマノハグサ科 アゼトウガラシ属

  
2008.1018 沖縄県  2008.1018 沖縄県

湿った田畑、草地などに生える1年草で、高さは20〜30センチ。茎は地上を這って広がる。葉は対生し短い柄があり、3角状卵形、基部は心形。
花は葉腋から細い花茎を出し、淡紅紫色の花を1つ付ける。刮ハは線状披針形で細長い。花期は8〜10月。九州屋久島以南〜沖縄県に分布する。


〜徒然想〜

昼食をとった広い芝地に、小さな花が見られました。直径は5ミリほどで、長さは8ミリほどだったでしょうか。
シマウリクサに相当するものと予測しましたが、どうも図鑑などに記載されている特徴と合致しません。シマウリクサの葉は三角状卵形で 明らかに短い柄があるとされています。この地のものは、葉に柄がなく、丸みのある三角形です。むしろウリクサに合致するものでした。

シマウリクサは、以前に沖縄で撮影した未同定のフォルダに残っていました。こちらの方が図鑑などに記載の特徴に合致し、葉は先が尖る、明らかな三角状卵形です。柄もあるように見えます。
とはいっても、自信があるわけではないので、今後の課題として残させて下さい。


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