シギンカラマツ |
キンポウゲ科 カラマツソウ属 |
山地の林下や法面などに生える多年草で、高さは30〜70センチ。葉は2〜3回3出葉で、小葉は長さより幅が広く、裏は灰白色。 花は複散房状になり、白色で直径1〜2センチほど。花弁はなく、雄しべが多数あり、花糸は先がこん棒状に膨れる。花期は7〜10月。関東地方南部〜九州に分布する。 〜徒然想〜 シキンカラマツを求めて八ヶ岳の麓を歩き回ったことがあります。結局、八ヶ岳の麓の別荘地内でみつけたのですが、この植物の詳細を調べるにつれ、似た名のシギンカラマツがあることを知りました。今度は、シギンを求める花旅の開始です(頭の中で気にかけていただけですが。)。 それから、3年ほども経ったでしょうか、広島県に遠征する機会があり、思いがけなくこの花に出逢い、長年の夢が叶ったようにうれしくなりました。 シキンカラマツは1メートルを優に超える高さになりますが、出逢ったシギンカラマツはせいぜい50センチほど。ミヤマカラマツに似ていますが、葉の形状が違います。 −同じ科の植物− |
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2010.9.18 広島県 |
2010.9.18 広島県 | 2010.9.18 広島県 |