サンインシロカネソウ |
キンポウゲ科 シロカネソウ属 |
山地、渓谷などの湿った地に生える多年草で、高さは5〜20センチ。根出葉は長い柄があり、3出複葉。茎葉は茎の中部より上に付き、普通は対生、扇状腎形又は3小葉に分裂する。 花のように見える萼片は淡黄色で基部は暗紫色。花期は4〜5月。近畿,中国地方に分布する。 〜徒然想〜 アズマシロカネソウによく似ていますが,萼片の暗紫色の紋が基部にだけあるのが特徴で、ソコベニシロカネソウの別名があります。和名は山陰地方に多いことに因ります。 新潟県ではアズマシロカネソウばかりでしたが、福井県付近でアズマシロカネソウと入れ替わり、鳥取県まで分布するようです。 今回の観察地の京都府では、両者が見られました。 花後に長い匍匐茎を出して崖地などでの定着を図ります。観察地では水が滝のように滴り落ちる脇に群生していました。 −同じ科の植物− |
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2011.4.16 京都府 |
2011.4.16 京都府 | 2011.4.16 京都府 |