ニオイウツギ |
スイカズラ科 タニウツギ属 |
ハコネウツギの変種で、高さ3〜5メートルになる落葉低木。母種に比べ花筒と裂片の長さがやや短く、花が小さいことが違いとされている。花は香りが強く、白から薄紅色に色が変わる。花期は4〜5月。東京都伊豆七島に分布する。 〜徒然想〜 登山道脇に咲いていた花はニオイウツギと教えられました。1花〜数花、白とピンク色の花を付けていました。 初めて聞く名に反応して撮り続けましたが、寂しい花だなと思いあまり感動は覚えませんでした。 しかし、帰宅して本種を調べるとびっくり〜〜伊豆七島にだけ分布する固有種でした。盛期には白からピンクに変わる美しい花をたくさん付けた画像が報告されていました。花期は4〜5月ですから、7月ではすっかり外れています。それが1花〜数花でも残っていてくれたのは、むしろ感謝すべきだったのです。 画像には多くの種となった株が写されていました。これがすべて美しい花を咲かせていたのでしょう。香りも漂っていたことでしょう。 盛期の姿を想い浮かべることにいたします。 −同じ科の植物− |
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2012.7.1 東京都伊豆七島 |
2012.7.1 東京都伊豆七島 | 2012.7.1 東京都伊豆七島 |